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源泉湯宿 源泉の湯と温泉文化の守り主

新甲子温泉 木洩れ陽の宿 五峰荘

新甲子温泉 木洩れ陽の宿 五峰荘
 福島県・新甲子温泉は東北自動車道・白河ICから国道289号線を西に約18km。温泉地に着く手前1〜2km程の道路北側に駐車場が設けられ、阿武隈川渓谷が一望できる展望台となっている。渓谷のパノラマ展望とはいえ、一帯はブナの林で覆われていて阿武隈川の流れが見えるわけではない。が、この国道沿いのブナの林が続く標高800m程のなだらかな高地に、新甲子温泉の施設が点在しているのだ。まさしく木々に埋もれる阿武隈川源流域の温泉地。
 当初、ブナの林と渓谷が織り成す自然環境抜群の景勝地には温泉がなかったが、昭和30年代中頃に上流の甲子温泉・大黒屋の源泉を約5km引き湯して温泉地が開かれた。戦後の第一次温泉ブームの最中に誕生した温泉地は、今や開湯50年になんなんとしている。
 国道289号線に面して建つ五峰荘の建物は一見都会のマンション風だが、敷地を囲むブナの林に良く溶け込んでいる。昭和38年より甲子温泉からの引き湯を利用していたが、引き湯の間に温泉の温度が下がるのと、利用可能な湯量が少ないのが悩みだった。そこで以前より源泉を所有していたみやま荘を平成16年に買収し、現在は両者で源泉を利用し合っている。掘削深度1000m、水中モーターポンプで汲み上げる温泉の温度は70.0℃ 、湯量は205g/分。205g/分の約半分の105g/分を五峰荘(定員51人)、残りの100g/分をみやま荘(定員54人)で使っている。
 温泉の泉質名はナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉。 成分総計1.731g/kg、陽イオンはナトリウムイオンが90%近くを占めるが、陰イオンは硫酸イオン、塩素イオン及び炭酸水素イオンが夫々30%前後を占めている。旧泉質名では含食塩・重曹ー芒硝泉と呼ぶが、食塩泉と重曹泉及び芒硝泉の特徴を兼ね備えた温泉である。
所在地 〒961-8071  福島県西白河郡西郷村大字真船字馬立1   電話:0248-36-2222
温泉の歴史 昭和38年より奥甲子源泉から5km引湯していたが、湯量が少ないのと温度が低いため、以前より源泉を所有していたみやま荘を平成16年に買収し、現在はその源泉を引き湯している。
源 泉 【源泉名】 五峰荘源泉
【源泉所有者】 五峰観光株式会社 有賀悌三
【管轄保健所】 白河保健所   (温泉台帳番号)福島県南保第252号 【湧出地】 福島県西白河郡西郷村大字真船字馬立1-18
【源泉の種類】 掘削井
【井孔の深さ】 1000m
【静水位】 98m(昭和63年12月1日)
温泉湧出現況と引湯方法 【湧出状況】 動力揚湯
【動力およびポンプの種類・型式】 水中モーターポンプ22kw
【温度】 70.0℃ (測定年月日 平成14年3月25日)
【湧出量】 205g/分(動水位 220m)(知事の許可量・250g/分)
【貯湯タンク】 有(300m3)
【引湯方法】 貯湯タンクからポンプで施設内の浴槽へ引湯している
【引湯距離】 680m
【温泉の温度の調節方法】 源泉から貯湯タンクまで500m、タンクに一旦貯湯し施設内に180m引湯する間に適度に温度が低下する
温泉分析書および泉質名 【温泉分析書の分析年月日】 平成14年4月10日(分析終了日)
【分析機関名/分析者】 (社)福島県薬剤師会 後藤 幸永/渡邊 智子、江花 恭子
【温度】 70.0℃
【湧出量】 205g/分
【湧出地におけるpH】 7.2
【試験室におけるpH】 7.39
【知覚的試験】 微弱黄色・澄明・無臭・微弱塩味
【蒸発残留物】 1449mg/kg
【密度】 0.9994(20℃)
【溶存物質(ガス性のものを除く)】 1.698g/kg
【成分総計】 1.731mg/kg
【療養泉の泉質名】 ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(旧泉質名 含食塩・重曹ー芒硝泉)
【浸透圧・液性・泉温による分類】 低張性中性高温泉
陽イオン(試料1kg中の分量) 陰イオン(試料1kg中の分量)
イオン成分  ミリグラム(mg) イオン成分 ミリグラム(mg)
リチウムイオン
ナトリウムイオン
カリウムイオン
マグネシウムイオン
カルシウムイオン
アルミニウムイオン
鉄(U)
>
0.5
454.1
17.6
9.7
30.4
0.0
0.5
フッ化物イオン
塩素イオン
水酸イオン
硫酸イオン
炭酸水素イオン
炭酸イオン
チオ硫酸イオン
6.4
272.6
0.0
420.3
384.7
0.0
0.1
陽イオン 計 512.8 陰イオン 計 1084.
遊離成分 (mg/kg) 溶存ガス成分 (mg/kg)
メタケイ酸
メタホウ酸
64.0
35.3
二酸化炭素
硫化水素
33.0
0.0
非解離成分計 100.7 溶存ガス成分計 33.0
総ヒ素(0.019mg/kg)及び他の微量成分の表記は省略した。
定員および温泉利用量 【宿泊定員数】 51人
【客室数】 17部屋(源泉湯宿基準の定員数算出法:1人/4畳(主客室))
【温泉総利用量】 105g/分
【定員1人当たりの温泉量】 2.0g/分/人
給湯方式等の利用現況
および浴場の状況
【給湯および利用方法】 源泉掛け流し。
【浴場の数】 露天風呂:2 貸切風呂:2
浴場種別 男湯 女湯 露天風呂 露天風呂 貸切風呂
名称 福寿 美麗 阿武隈 岩鏡 月見
浴槽面積(m2) 11.3 14.1 6. 8.9 2.0
浴槽体積(m3) 7.3 9.1 3.6 5.3 1.3
給湯量(g/分) 26 30 18 22 9
給湯温度(℃) 44 46 45 45 45
換水回数(回/日) 1 1 1 1 1
【加水(冷却用)・加熱等の有無】 なし
【浴槽水の循環利用・ろ過・滅菌等の有無】 なし
【浴槽の清掃について】 1日1回換水、換水時に清掃。
備考 【調査表記入年月日】 平成17年2月22日

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