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源泉湯宿を守る会について

日本源泉湯宿を守る会について

源泉湯宿 〜 源泉の湯と温泉文化の守り主 〜

「本物の温泉」を守る

源泉湯宿。この新しい四文字熟語は、温泉旅館のご主人・社長さんたちを中心にして結成された「源泉湯宿を守る会」を特徴づける造語である。この任意団体としての新しい会は、平成16年(2004)7月12日、東京・池袋のメトロポリタンホテルで開かれた設立総会で会則を定めて発足した。
新たな「源泉湯宿を守る会」の発足当日は、日本の温泉利用の歴史に残る出来事が発覚した日であった。この日に週刊ポスト・7月23日号が発売され、白骨温泉の入浴剤混入・着色偽装のスクープ記事が掲載されたのである。
白骨温泉の温泉偽装事件が契機になって、環境省は平成17年5月に新たに温泉利用施設における掲示項目に加水、加温、循環濾過等の有無を追加して掲げることを義務づけた。しかし、このことが温泉法第1条で定めた目的の一つである「温泉の利用の適正」を大きく歪め、第2条で定めた「温泉」の定義からも逸脱する事を、行政自らが正当化させる事になったと思う。分かりやすく言えば、「本物とは言えない温泉」の存在と利用を公認したのである。
では「本物の温泉」とは何か。その答えは、古くから多くの人々が親しんだ温泉を掛け流す入浴法に受け継がれている。温泉掛け流しは、我が国固有の温泉文化なのである。温泉を掛け流す本物の温泉利用へのこだわりが、「源泉湯宿を守る会」設立の強い動機となっている。
作業は本物の温泉の定義付けから始まった。もちろん、温泉法の「温泉」の規定に準じている。「源泉湯宿」の「源泉」とは、地中から湧出する源の温泉のことである。その源泉を、宿の集客定員に見合う量を引き湯して浴槽に掛け流している宿を、「源泉湯宿」と呼ぶのである。当然のことだが、これは地下の温泉源が保全されてなければ出来ない事なのである。そんな湯宿の紹介だが、同時に温泉利用のグローバルスタンダードとしての意味合いも含んでいる。
源泉湯宿を守る会(会則より抜粋)

源泉湯宿を守る会の会員規約(資格とその義務:会則第7条による)

(日本源泉湯宿の定義)

第3条
  1. 日本源泉湯宿の「源泉」とは、地中から湧出する源の温泉のことである。その源泉を引き湯して浴槽に掛け流している宿を(源泉の放流式利用)、「源泉湯宿」と呼ぶ。
  2. 日本源泉湯宿は、利用客に対して保有する源泉の湯量が適切で、その適正な利用により源泉掛け流しが保証されている。

(源泉湯宿を守る会の目的)

第4条
  1. 前条で規定する日本源泉湯宿の温泉利用は、温泉法が目的として掲げる「温泉を保護しその利用の適正を図る」一つの規範を示している。源泉を掛け流す日本源泉湯宿は、古くから続く温泉利用の本来の姿であり、日本の温泉文化の原形を守り、次世代に継承しようと努力している誇りうる存在である。
  2. 日本源泉湯宿を守る会の目的は、このような源泉湯宿を認定して、源泉掛け流しの湯宿の存在を広く知らしめると共に、源泉利用の正しい表示を掲げて利用客の理解を図るための活動を行うことである。

(会員の資格と義務)

第7条
会員の資格と義務について、次のように定める。
  1. 入会希望者は、細則で定める書類の提出により、会員資格の審査を行う。
  2. 正会員は、源泉を所有するか、又は分湯権を有していること。
  3. 正会員の湯宿の浴槽は源泉掛け流しで、客一人当たり毎分1リットルの目安で給湯され、衛生管理が適切であること。
  4. 正会員の湯宿は、源泉がそのまま主要な浴槽に、一年を通して適温で給湯されていること。
  5. なお、前項の規定を満たす浴槽のほか、源泉の温度が著しく高いため、他の浴槽の安全な入浴上やむを得ず加水・冷却が必要な場合は、性状の変更を最小限に留めるように努力し、源泉と浴槽との成分の違いを表示して明らかにしなければならない(平成14年6月28日、環自整第299号自然環境整備課長回答に準拠)。
  6. 正会員は、細則で定める表示事項の要件に準拠して、源泉の利用状況を分かり易く表示すること。
  7. 蒸気造成泉については、この会では温泉とは認めず、正会員として認定をしない。
日本源泉湯宿を守る会事務局

日本源泉湯宿を守る会事務局

  • 事務局:株式会社 朝日旅行内 日本源泉湯宿を守る会事務局
  • 住所:〒108-8308 東京都港区三田3-13-12 三田MTビル2階
  • 電話番号:03-6858-9815
  • 受付:月〜金 9:30〜18:00(土・日・祝休み)
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